悪の枢軸 おとり販売店 お客様体験談 特集 ある日新聞広告に安いミシンばかりが出ていた。 安い安すぎる。 消費者にとってはよい事である。 しかし、世の中はそんなに甘いものではない 最悪なる結末が待っているのである。 悪徳おとり広告販売店 訪問販売員の事を 今後は、悪徳セールス イコール、工作員と呼ぶことにする。 ある日新聞チラシに5,800円 6,800円などと桁はずれた 広告が入り電話にて注文する事となる。 1万円で買ってお釣りありプレゼントあり説明ありお届けあり 電話で御注文したらお届けにあがりますから お待ちください。と言うことだった。 家で待っているとセールスマン2人で来た。 家に上がって説明という事で聞いていると、おくさん今時コンピューター 付きで自動糸調子のミシンで無いと使いこなせませんよ そしてこのミシンは油を毎日毎日数十箇所に給油してください。 糸調子は下をすべて緩めてください。そして上の糸は9まで持っていく 今度は上の糸を0に戻して、下を少し締めてまた緩める。 諦めるまで何度も何度もやらせられ、こんなミシンでは嫌というと 奥さんいま学校用のミシンで一台だけ余ってしまったのがあります。 これを会社に持って帰ると怒られるので特別にここに置いていけます。 キャンペーン中に付き328,000円の所をジャスト30万円に致します。 どうしても予算が無いと断わると其れでは270,000円に致します。 奥さんが喫茶店でコーヒーを一日飲んだ気持ちで支払えば このミシンは奥さんのものになります。 そして当社は専門の技術者を数人雇っていますので安心です。 その説得は永遠と続き夜主人が帰ってきてしまった。 旦那さんがそんなに高いミシンはと口を挟んだら、セールスマンは ミシンを使うのは男ではなく女性で奥さんが決める事 旦那さんは黙っていてください。と その後も夜中まで言い続けられとうとうローンを組んでしまう。 対策 クーリングオフの手続きをすかさずやる。 消費者センターにすぐ電話する。 お店で異常に安くミシンが買えた。 うきうき気分で支払いを済ませ持って帰ろうと思った瞬間 お客様後日専門の物が家まで伺って説明を致します。 ミシンの使い方は大丈夫だし持ち帰りたいと言うと、当店の決まりです。 後で伺います。あまり考えずまあいいかと、家で待っていた。 ピンポーン おまちどおさま!!! あ!!!うさん臭そうなおっちゃん あ!!!2人いる。 お邪魔致します。上がりこんできた。 奥さん先ずは油のくれ方を説明いたします。 ええーーこんなに給油それもねじを外して毎日 次は糸調子 緩めたり締めたり、ひっちゃかめっちゃか 縫いだしたら、ガガガーーーと止まってしまった。 工作員は、くそーーこのミシン又駄目か? このミシンは不良品なのです。何時もこんな感じなのです。 しかしチラシには確か高性能とかあり薦めている感じだった。 何故不良品を広告に出して薦めているのか不思議だ。 このミシンは台湾製で駄目なのです。 やはり日本製でコンピューターつきの30万円くらい出さなくてはと 自動糸調子つきでなくてはと強引に薦める。 ええ!!! 30万円 もっと安くしてください。 工作員はいいえこのミシンは当社のオリジナルこれでも安いのです。 それでは諦めますというと、一台だけでしたら社販で買えます。 27万円 やっぱり要らないと断わると22万円と言われ 益々信頼が無くなった。何でそんな急激に値引けるの!!! よく調べると22万円も出せば大型刺繍が縫えるミシンが買える。 相場から比べるとかなり高い事に気が付いた。 台湾製のミシンはすべて駄目と工作員に言われたので日本製を高額で 購入して日本製なら良いかなと使っていたら知り合いがこのミシンは 台湾製だねと言った。よく見るとROC リパブリックオブチャイナとある。 感想 台湾製は当たり前のことです。品質もメーカーが管理しています。 地場の台湾製はかなり酷いのがありますが 今では台湾でも採算が?今後大体中国に行くでしょう。 無料調整 ある日チラシで無料調整と入っていた。 出張料無料 調整無料 早速1台ミシンはなんでもなく使えるがちょっと油でもくれてもらって もう一台ロックミシンは縫い目が全く駄目 お願いしようと考えた。 ミシン屋工作員登場 家に上がったらいきなり30万円のミシンを説明しだした。 私は買うつもりは全く無くミシンをお願いしたいと 延々と説明をされてとうとうその気になってきた。 しかし、ミシンの調子を一度見てもらいたい そして工作員はしぶしぶとミシンを見だした。 ほんの僅か見ただけで、こちらのミシン2台を修理するには 最低でも8万円かかります。買ったほうがお得です。 いくらなんでも30万円のミシンは買えないのでお願いする事となった。 しかしよく考えてみると無料調整と謳っているではないか? すると無料なのは調整のみ修理は有料である。 其の2台の当店での修理代金は部品込みで6,500円でした。 ロックミシン針板欠損 ルーパータイミング不良 もう一台に関してはなんでもなかった。 対策 常識を外れた修理見積もりは即疑いましょう。 本当に壊れているか先ずは自分で自己診断する。 (注意 アンティークミシンのレストアは4万円では出来ません。) レストアとは、分解して洗い上げ磨き上げて錆を取りさび止めを施し ベニアの修復組み上げ等、足踏みミシン完成まで2−3ヶ月はかかります。 一応誤解の無いように書いておきます。
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